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親の入院・施設入居で家を手放すとき|思い出・買取・片づけの進め方

親の入院や施設入居をきっかけに自宅を手放すとき、思い出を守り、家財の査定・買取と家一軒の片づけを進める順番を紹介します。

No.33記事公開更新
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最初から思い出を選び切る必要はありません。先に「処分作業へ混ぜない」ことを優先し、本人と家族が後から確認できる状態をつくります。

国土交通省も、空き家になる可能性のある住まいについて、家族で早めに話し合うための「親子で話し合おう」を公開しています。住まいの扱いと、残す物の確認は分けて整理すると進めやすくなります。

キオクラは京都府・滋賀県へ直接伺い、施設へ持参する品と元のご自宅に残す品を確かめたうえで、家一軒の片づける範囲を見積ります。写真などのデジタル化や家財の査定・買取は、ご希望と品の状態に応じて加えられます。合意した品の搬出と簡易清掃まで、ひとつの窓口で進めます。本記事では、入院・施設入居をきっかけに家族が最初に守る物と、専門家へ引き継ぐ範囲を整理します。サービスの範囲は有料老人ホーム・サ高住への入居に伴う家じまいで確認してください。

入院・入居の確定度を確認

「病院や施設にいる」という状況だけで、家を空ける判断はできません。戻る可能性と契約状況を確認し、不可逆な作業の開始時期を分けます。

状況先に行うことまだ急がないこと
入院直後・退院先未定戸締まり、郵便、冷蔵庫や水回り、重要書類、当面必要な衣類の確保家財の一括売却、原本処分、住まいの解約
施設を検討中・申込み中居室寸法、持込条件、入居予定日、自宅側の期限を確認持参品が決まる前の大型家具搬出
入居契約・退去期限が確定持参・保留・デジタル化・査定・片づけへ分類し、現地見積りデータ確認前の写真原本処分

長期入院でも自宅へ戻る可能性がある場合や、施設の入居審査・契約が完了していない場合があります。医療・介護上の見通しは病院や介護関係者、契約条件は入居先へ確認し、キオクラは確定した自宅側の条件に沿って見積ります。

処分対象から先に外す物

家の片づけを始める前に、次の物を処分対象から外します。

  • 通帳、印鑑、保険証券、契約書などの重要書類
  • 写真、アルバム、ネガフィルム
  • 家族撮影のビデオテープ
  • 手紙、はがき、寄せ書き
  • 賞状、卒業証書、子どもの作品
  • 本人が残したいと話していた物

重要書類と、デジタル化を検討する思い出の品は、同じ箱へ入れないでください。書類は手続きで原本が必要になる場合があります。

体調と本人の意思を尊重

体調や生活環境が変わった直後に、すべての品物の判断を求めると負担になる場合があります。質問数に一律の正解はありません。本人が話せる時間、医療・介護側から受けている助言、家族関係を踏まえ、例えば次の3点から確認します。

  1. 必ず新しい住まいへ持って行きたい物
  2. 家族に渡したい物
  3. 写真で残せれば手放してよい物

判断できない物は保留にします。ただし、保留箱には期限と確認する家族名を書き、無期限に増やさないようにします。家財の売買や片づけを依頼する前に、所有者または依頼権限を確認できる人を決めてください。

厚生労働省の認知症の人の意思決定支援ガイドラインは、本人が意思を形成し、表明し、実現できるよう周囲が支える考え方を示しています。家族が選択肢を一度に並べるのではなく、「新しい住まいへ持っていく」「家族が原物を預かる」「写真で残す」「今は決めない」を一つずつ示し、本人の体調がよい時間に確認します。

本人の意思確認が難しいことと、家族の誰かに当然に売却・処分の権限があることは同じではありません。代理権や成年後見制度の利用状況が分からない場合は、家財を保留し、自治体の相談窓口や法律・福祉の専門家へ確認してください。

状況別の確認と優先順位

先に確認する期限や手続きは住まいの状況で変わるため、写真と家財の進め方も分けて考えます。

状況先に確認すること写真・家財の進め方
持ち家を売却権利書類、残置物、売却時期思い出の品を先に分離し、家財査定と不動産相談を並行
賃貸を退去解約日、原状回復、鍵返却退去期限から逆算して搬出日を決める
長期入院自宅へ戻る可能性、管理者急いで処分せず、必要品と保留品を分ける
施設へ入居持込み可能な寸法・数量原物を持ち込む物と、画像で残す物を選ぶ

医療や介護の判断は、病院・施設・ケアマネジャーなどへご確認ください。キオクラが確認するのは家の中の品と作業条件であり、医療・介護上の判断は基本サービスに含みません。

判断する人と役割を確認

内容確認・判断する主体
退院・入居の見通し、医療・介護上の注意ご本人・ご家族が病院、施設、介護関係者へ確認
居室の寸法、持込品、搬入ルールご本人・ご家族が入居先へ確認
自宅の所有・契約、家財を判断する権限所有者または依頼権限のある方が確認
家財量、搬出条件、見積り、作業記録キオクラが依頼者へ直接説明

施設からキオクラへご本人・ご家族の個人情報を渡してもらう必要はありません。相談、見積り、契約、家財の判断は、ご本人・ご家族または依頼権限のある方とキオクラが直接行います。各施設との提携や推薦を前提にしたサービスではありません。

写真はデータにして選ぶ

大量のアルバムは、先にデジタル化すれば離れて暮らす家族もQRで確認しながら選べます。限られた時間で1枚ずつ見始めると、片づけが止まりやすくなります。

ただし、賞状、証書、契約書などは、画像があっても原本を残す必要がある場合があります。写真と書類を分けることが大切です。

作品・記念品の白背景撮影

新しい住まいへ持ち込めない工作、トロフィー、盾、メダルなどは、手放す前に複数方向から撮影できます。キオクラではご自宅からお預かりし、京都市内の専用スタジオで白背景撮影します。

平面作品は正面から、標準サイズの立体作品は正面・左・右・背面・背面左・背面右・俯瞰の計7カットを撮影します。撮影対象の選び方は子どもの作品を写真で残す方法でも紹介しています。

ひとつの窓口で立会いを減らす

残したい思い出の確認、家財査定、片づけの現地見積りを同じ窓口で行うと、家族の立会いや現地移動を減らせます。「残したい物」「売却を検討する物」「片づける物」も、その場で分けやすくなります。

査定を受けても、その場で売却を決める必要はありません。該当する取引では、法定書面の交付、クーリング・オフなど適用される手続きをご案内します。消費者庁の訪問購入ガイドも、契約前に確認したい制度を案内しています。査定金額と契約条件を確認してから判断できます。

不動産などの相談は専門家へ

家の売却、修繕、解体など、キオクラの基本サービスに含まれない相談は、必要に応じて適切な専門事業者と連携します。紹介先との契約内容や費用は、それぞれの事業者から説明を受けてください。

遠方からの事前共有

訪問前に、家の各部屋と収納を写真に撮り、「触らない場所」「確認する家族」「退去期限」を共有します。所有者または依頼権限、鍵の受渡し、電話や写真等で判断を確認する方法を事前に決めれば、立会いなしの作業にも対応します。未承諾の品を買取・処分せず、鍵の受渡しと作業確認を記録します。

遠方から実家じまいを進めるチェックリストと家じまいで写真を捨てられないときの手順もあわせてご覧ください。

最初の7日間は品物の保護

期限が迫っていても、最初の1週間は次の順で進めると、判断の抜けを減らせます。

  1. 自宅へ戻る可能性、入居契約、自宅側の期限を確認し、所有者・依頼権限と家族内の連絡窓口を決める
  2. 薬、重要書類、現金、鍵、デジタル機器を一般家財から分け、施設へ持っていく品と原物保留の場所を確保する
  3. 写真・映像・手紙・記念品へ「確認前」と表示し、部屋全体を撮影して家財量と搬出条件の見積りを取る
  4. 合意した品だけ、査定・デジタル化・片づけへ進める

この順序は、7日で家じまいを完了できるという意味ではありません。契約、家財量、本人の体調、親族確認、施設の持込条件により必要期間は変わります。

参考・出典

公的情報は2026年9月2日に確認しました。個別の契約、不動産、医療・介護、意思決定支援、代理権の判断は、関係機関や専門家へご確認ください。

家一軒の不用品回収・片づけを無料見積り

片づけたい範囲や家財の量が分からなくても、ご相談ください。現地で作業内容と費用をご案内します。買取できる品の査定、写真のデジタル化や不要なパソコンの引き取りも、ご希望に応じて確認します。

部屋数や主な家財など、分かる範囲でお知らせください。品目・訪問条件を確認し、対応できる範囲と処理方法をご案内します。

任意項目を入力する物件の種類・立会い・希望時期などを伝えると、ご案内がスムーズです。
原則として送信から24時間以内に、担当者からお電話またはメールでご連絡します。